高岡市議会 2022-12-04 令和4年12月定例会(第4日目) 本文
154 ◯消防長(浦島章浩君) 国が示します消防の広域化のメリットは、災害発生時における出動体制の強化、現場到着時間の短縮、大規模災害への対応力強化などが挙げられる一方、懸念事項として、比較的大規模な消防本部にとっては、広域化の相手である小規模消防本部に現有の消防力が分散するのではないか、また、小規模な消防本部にとっては、大規模消防本部を中心に消防力が集中
154 ◯消防長(浦島章浩君) 国が示します消防の広域化のメリットは、災害発生時における出動体制の強化、現場到着時間の短縮、大規模災害への対応力強化などが挙げられる一方、懸念事項として、比較的大規模な消防本部にとっては、広域化の相手である小規模消防本部に現有の消防力が分散するのではないか、また、小規模な消防本部にとっては、大規模消防本部を中心に消防力が集中
本市と氷見市の消防広域化による効果につきましては、まず、氷見消防署柳田出張所の開設により、両市境周辺地区への消防車や救急車の現場到着時間の短縮が図られました。具体的には、本市東海老坂や太田地区からの救急要請に対する現場到着時間が、広域化前と比べて約1分30秒短縮の効果がありました。
本件は今年度から、氷見市より消防業務の委託を受けて2つの自治体区域で活動が進められており、スケールメリットを生かした迅速で効果的な災害対応が可能となったほか、両市の隣接地域への消防車、救急車の現場到着時間の短縮、財政負担の軽減が図られたと伺っています。
今現在の消防署の敷地を見ましてもそんな簡単に切り返しや搬入ができるようなことが想像できませんので、この工事期間にそれらの障害で救急車両が現場到着に時間がかかるなどということは絶対にないように計画を練っていただきたいなと思います。 次に、新しくなる庁舎の使用について伺います。
4月から氷見市の消防事務を受託することにより、今後は両市の全域で救急車に加え消防車も災害発生地点に近い車両が出動することになること、また、氷見市の南部に新たに出張所が設置されることにより、特に両市の市境周辺の地域におきまして現場到着時間の短縮が図られ、迅速な消防救急活動を行うことができるようになると考えております。
具体的に時間で見ますと、救急活動に影響がありました1月8日から15日において、119番の受付から現場到着までの所要時間の平均は16分10秒で、昨年1年間の平均8分8秒と比べ約8分多く要し、また、傷病者を119番の受付から医療機関へ搬送するまでの所要時間の平均は51分19秒で、昨年1年間の平均31分58秒と比べ約19分多く要したところであります。
「消防・救急・救助体制の充実」につきましては、令和3年度から氷見市と消防広域化を開始し、市境周辺の現場到着時間の短縮や部隊数の増加による出動態勢の強化など、効果的、効率的な消防体制を確立してまいります。また、老朽化した消防本部・高岡消防署庁舎改築のための基本設計を行うほか、保守期間の終了に伴い消防救急デジタル無線設備を改修いたします。
引き続き、119番通報の受理からの現場到着時間の短縮を図り、救急処置の早期開始による救命率向上に取り組んでまいります。 また、新たに災害救助用ドローン1台を消防本部に配備し、火災や災害救助等の現場での的確な状況把握に使用するなど、災害救助活動の体制強化に努めてまいります。
消防の広域化は、初動の消防力、増援体制の充実、現場到着時間の短縮が図られ、現場要員の増強、予防業務、救急業務の高度化、専門化が図られます。また、高度な消防設備、施設等の整備、適切な人事ローテーションによる組織の活性化が図られるとしています。高岡市との広域化に向けて、今年の1月に広域消防運営計画を策定し、これまで様々な検討を行ってきていると思います。
(消防長) (4) 救急現場到着時の対応は万全か。(消防長) (5) 救急現場では、専門的知識も必要となるような判断が求められると考えるが、どの ように準備しているのか。(消防長) (6) 消防本部として、これまでの取組は。
入善消防署からは水槽つき消防ポンプ車2台が出動しまして、12時13分に現場到着しております。 現場到着時には、幅約1メートル、長さ3メートルの手こぎボートが黒く燃え切った状態で白煙が立ち上がっているということと、わずかに炎が見えていることと、周囲の草木約70平米が焼けていた状況を確認しております。
1点目の氷見市の新出張所設置に伴う消防力強化につきましては、新出張所は南部地区に設けられますことから、氷見市域はもとより、高岡市の隣接地域への消防車や救急車の第1出動が可能となり、その地域への現場到着時間の短縮が図られるため、災害に伴う被害の軽減や救命率の向上が見込まれます。
2点目としまして、氷見市南部地区に出張所の新設が計画されており、その出張所から本市の氷見市との隣接地域への消防車、救急車の出動が見込まれることから、その地域への現場到着時間の短縮が図られます。
県西部では各地区の消防本部が消防指令事務を共同運用している県西部消防指令センターがあり、現場到着所要時間の短縮や維持管理費、更新費用の削減、人員の確保等さまざまなメリットがあると聞きます。 近隣消防本部との消防指令システムを共同運用する可能性はあるのかお伺いいたします。 最後の質問は、移動販売事業の現状についてです。
救急車及び消防自動車の現場到着時間の短縮が図られ、救命率の向上、火災時の被害の軽減を図るために重要な拠点施設と考えており、現在は用地の選定を行っているところであります。 なお、この緊急防災・減災事業債につきましては、平成32年度までの事業でありまして、採択につきましては、今年度中に広域消防運営計画を提出すれば採択される見込みとなっております。 ○副議長(積良岳君) 6番 萬谷大作君。
その後、特に中山間地における救急隊の現場到着時間を考慮し、平成18年度、平成19年度の2カ年で新たに3カ所の消防拠点を設け、それぞれに救急隊を配置し、平成20年3月からは16隊の救急隊を運用しております。
本市消防本部におけるICT活用の現状につきましては、平成24年の高機能消防指令センターの運用開始時には、指令員の負担軽減や現場到着時間の短縮を目的として、携帯電話を含めた発信地情報や消防車両からの位置情報を取得するシステムのほか、消防OAシステムなども導入しております。
いざ災害が起こった場合、現場到着時間が生死の境、さらには、日常生活が介助なしででき仕事もできる状態の社会復帰者として生還できるかにおいて、現場到着時間が最も重要な要因であります。
日本では救急車が現場到着するまでに平均で約8分を要するとされていますが、心室細動の場合は一刻も早く電気的除細動を実施することが必要とされ、救急車到着以前にAEDを使用した場合には、救急隊や医師が駆けつけてからAEDを使用するよりも、救命率が数倍も高いことが明らかになっております。